皆様の多大なる応援購入を踏まえ、更に目標高くストレッチゴールを設定いたします！

詳細は下記の＜活動レポート＞をご確認ください。

https://www.makuake.com/project/our_brewing/communication/

OUR BREWING（アワーブルーイング）は、2022年5月に、福井生まれの岡田朋大と、中西竜也の2人が立ち上げたクラフトビールブランドです。

地元福井の大麦をはじめ、地元厳選素材の使用にこだわった確かな味わいと、本場アメリカで修行したブルワーだからできる、独創性の高さが特徴。

OUR BREWINGは「私たちのビール」という意味です。

私たち、ビールを販売してくれる人、そしてこのビールを選んで、手に取ってくれる人…OUR BREWINGに関わってくれるみんなが、私たちのクラフトビールで笑顔になれたら。

そして、私たちがそんなビールと空間を提供できたら、という思いを込めています。

いま、私たちが住んでいる福井県では、100年に1度と言われる大規模プロジェクトが動いています。

2024年3月16日、北陸新幹線が金沢～敦賀間に延伸し、福井県に待望の新幹線が開通します。

東京から福井まで、乗り換えなしで3時間でアクセスできるようになり、他県と福井との距離がぐっと近づきます。

開通を目前に、福井駅前では観光客を迎えようと着々と準備が進んでいます。

私たちも、この駅前再開発事業のなかで福井から新たな風を起こそうと、夢をかけた一大プロジェクトに挑戦します。

2022年5月の創業から、私たちは地元素材と本場のアメリカンスタイルにこだわったビールを開発してきました。

これまでたくさんの人に飲んでいただき、今では国産ビールの品評会「ジャパン・グレートビア・アワーズ2023」で銀賞と銅賞を頂くまでに成長しました。

しかし、そんなOUR BREWINGには、醸造所がありません。今は県内の醸造所を間借りさせていただき、限られた時間の中で商品開発を行っています。そのため、現在の取り扱いは地域のイベント、レンタルスペース、県内の一部ショップに留まっています。

そんな折、2024年の新幹線開通に合わせ、福井駅前に大型のフードホールを備えた商業施設「MINIE」のオープンが決定。その施設の中で、醸造所とTAP ROOMをオープンするご縁を頂きました。

もっとたくさんの人に、私たちのビールを届けたい。私たちのビールで、たくさんの人が繋がって欲しい。

かねてより抱えていた夢を実現させるため、そして私たちが愛する福井を盛り上げるため、OUR BREWINGは福井の玄関口で「醸造所」と「TAP ROOM（ビアバー）」に挑戦します。

▲醸造所（発酵タンク）

▲TAPROOM

旅行に来た人、仕事を終えたサラリーマン、地域に住む人たち。そんなばらばらの人たちが、出来立てのビール片手に語らい合う。

そんな、一期一会の素敵な空間を作れたらいいなと思っています。

▲オープン前に実施したカウントダウンイベントにて。

本プロジェクトでは、私たちがこだわり抜いたオリジナルビールや、タップルームで楽しめる限定チケットなど、Makuake先行で特別なリターンを多数ご用意しております。

休日のおうち時間や、仕事終わり、または観光の合間など。

お好みのかたちで、OUR BREWINGのビールを楽しんでいただけますと幸いです。

私は、クラフトビールの本場アメリカで、様々なビールに触れてきました。私が現地で学んだことは、日本にはない「ビールの多様性」です。

私は皆さんに、ビールと自分との「一期一会」を知って、もっとビールを飲むことを楽しんでほしいと思っています。

OUR BREWINGでは、アメリカンスタイルを基本にしつつ、多種多様なクラフトビールを展開していきます。

私自ら厳選したホップ×麦芽×酵母と、福井の名水をかけ合わせて生まれる、無限大の味わいとの出会いを楽しんでください。

新しい醸造所では、最初に3種のクラフトビールを醸造します。これまで私たちが培ってきたビール造りの全てを込めて、いろんな人に永く愛されるようなビールを造る予定です。

また、私たちのビールを運ぶ缶のデザインも、地元福井のデザイン会社に依頼しています。

まだ仮デザインではありますが、人と人を繋げられるビールになるよう、そしてビールを手に取った時に「なんだろう？」と会話のきっかけとなるように、「人」をイメージしたデザインで進めています。どんなデザインになるのか、発売を楽しみにお待ちください。

ここからは、3種類のビールそれぞれについて説明していきます。

1本目はアメリカンペールエール。本場アメリカでクラフトビールブームの口火を切った存在で、派手なビールが流行る現代においても、変わらず愛され続けているスタイルです。

ペールエールの伝統、クラシックさを継承しつつ、飲みやすさと飲みごたえを備えた、何杯でも飲めるビールとなっています。

原料はビールの基本である大麦麦芽、ホップ、酵母、水の4種類。この4つの次元を最適なバランスで掛け合わせ、モルトとホップのバランスが取れた贅沢な味わいと、美しく透き通った琥珀色のビールを実現します。

OUR BREWINGは、ラガーに替わる新たな日本人の定番を提示します。

このビールのテーマは「温故知新」。日本で広く親しまれているラガーの製法をベースに、現代的な手法である「ドライホッピング」（発酵中にホップを加えることでホップの個性を強く出す製法）を施したビールです。ラガーの清涼感とコクに加え、ホップの香りと個性を存分に楽しむことができます。焼き鳥や唐揚げ、餃子など、今までラガービールが求められていたシーンに、新たな選択肢として選ばれるビールを目指します。

色は日本の大手ラガービールのようなゴールデンカラー。夏の暑い日や仕事で疲れた時などに、ぜひ冷えたグラスに注いで、hoppyに味わってほしいビールです。

伝統を意識した前2つと対照的に、新しくそしてモダンにデザインしたヘイジーIPAです。

ヘイジーIPAは、誕生してから10年ほどの歴史しかありません。しかし近年のクラフトビールブームを大きくけん引し、今や日本のビール文化に根付こうとしています。クラフトビールと言えば、まずヘイジーIPAの味わいを想像する方も多いかもしれません。

モルト、酵母、ホップ、すべてのキャラクターを、科学的なアプローチを用いて高いレベルで表現。まるで魔法のようにフルーティで爽やかに仕上げています。オーツ麦芽を使用することで濁りを加え、飲みごたえをアップさせていることも特徴です。

個性が強いため、単独で飲むのが1番オススメ。飲み合わせる場合はスペアリブ、スパイスカレーなど、同じく味わいの強い食事がオススメです。

岡田朋大（OUR BREWING代表）

福井県福井市生まれ。一橋大学に在学中、留学先で出会ったクラフトビールとその交流の力に衝撃を受ける。卒業後はSalesforceを経て、Best Beer Japanでビール醸造所向けの管理ソフトウェアの開発・販売と、物流サービスを提供。2022年、大阪で出会った福井出身のブルワーと出会いを決め手に、福井で「OUR BREWING」を立ち上げ、同社の代表を務める。同年、福井の「越乃磯」と協業してクラフトビールの開発を開始。

中西竜也（醸造責任者）

福井県越前市生まれ。大阪梅田のCRAFT BEER BASEで原料の選定、仕込、発酵管理、パッケージング、商品開発、品質管理など、醸造家としての基礎を学ぶ。その後岡田との出会いを経て、福井でブルワーになるため帰省。飲料の卸販売会社で小売を学ぶ傍ら、越の磯を間借りしてビールの開発を行う。これまで1000種を超えるビールをビアジャッジと共に飲み、ビールの品質を判断する官能評価を高めている。2023年、開発に携わったビールが「ジャパン・グレートビア・アワーズ2023」で銀・銅賞を受賞。

理想のビールの実現、そして最新のビール造りを学ぶため、クラフトビールの本場ポートランドで12か所・国内でさらに2か所、”ビール留学”に行ってきました。

お忙しい中、私を受け入れて下さりありがとうございました。

ポートランドでは、本場の最先端技術、ビール造りのトレンドを学んだほか、多くのコネクションを得ることができました。Imperial Yeastからは、まだ日本に広く流通していない珍しい酵母を使わせてくれるというありがたい約束を頂きました。今から醸造するのが楽しみです。

Steeplejackではコラボビールを造らせて頂き、現地販売を実施。地元の方に好評を頂けたことは、大きな自信となりました。またLevel beerでは、オーナー兼ブルワーのShaneさんと一緒にレシピを造ったので、時期を見て仕込んでみる予定です。

ここでご紹介したブルワリーの他にも、今後一緒にコラボレーションしようと声をかけて下さった醸造所がいくつかあります。これから僕たちが造るビールを楽しみにしていただければと思います。

そして日本でも、伊勢角屋麦酒(三重県)とBLACK TIDE BREWING(宮城県)で研修を行いました。ポートランドでは主に最新技術やトレンドを学びましたが、日本では長期間にわたりビール醸造の基本から、醸造所の運営などを実務を学びました。

私たちはビール造りを始めて1年ほどですが、多くのブルワリーで培った経験と知識は、大手ブルワリーにも負けないと自負しています。誰よりも学び、磨き上げた私たちの渾身のビールを、ぜひ味わってみてください。

クラフトビールの世界には、「brew local, drink local」という言葉があります。
意訳すると「地元の素材を使って、地元の醸造所で醸造されたビールを飲むべし」という意味で、私たちもこの考え方を大事にしています。

OUR BREWINGでは、原料の一部に地元福井の大麦を使用しています。あまり知られていませんが、福井は日本で一番六条大麦の生産が多い県です。毎年初夏になると、いたる所で黄金色に染まった大麦畑を見ることができます。

大麦をビールに使用するためには、収穫した大麦を発芽させて「麦芽」にする必要があります。しかしこの工程は非常に手間がかかるため、国内で麦芽加工を取り扱っているところは多くありません。

幸いにも、福井には「株式会社大麦倶楽部」という麦芽を加工できる会社があります。OUR BREWINGは株式会社大麦倶楽部と提携し、地元福井で採れ、福井で加工した麦芽を原料に使うことで、brew local, drink localを実践しています。

▲大麦倶楽部を経営する重久ご夫妻と。

日本地ビール協会主催の国産ビールの品評会「ジャパン・グレートビア・アワーズ2023」にて、OUR BREWINGのビールが銀賞と銅賞を受賞しました。

受賞したのは昨年販売した「ザ・ファースト・バッチDH」と「ジャーニー」の2種類です。自分たちの醸造所を持たない環境で、栄誉ある賞を2つも受賞できたことは快挙だと考えています。

この2種類のビールは、安定供給できる設備がないためすでに製造終了になってしまっています。次は自分たちの醸造所で、金賞を獲れるくらい美味しいビールを作っていきます。

醸造所は、日本国内に数多くの実績がある”Laff International”の協力のもとで設計を行っています。

導入するのは1000Lの醸造設備と、7本の発酵用タンク。美味しいビールを効率よく作れるよう、タンクにもこだわりのカスタマイズを施しています。また、缶詰によってフレーバーや味のコンディションが落ちないよう、缶詰設備にもこだわり、時間が経っても美味しさを保てるようにしています。

また醸造所は一部ガラス張りになっているため、ビールを造っている様子が外から見られます。

▲7本の発酵タンク。

▲醸造タンクの蓋にはロゴをプリントしていただきました。

今後、試飲付きの工場見学も予約制で承る予定です。リターンでも飲み放題付きの特別なプランでご案内していますので、ぜひチェックしてみて下さい。

醸造所には、TAPROOMを併設します。醸造所で造ったできたてのクラフトビールを、ビールに合うフードと一緒に楽しめるスペースになっています。

店内は新たな繋がりや賑わいが生まれるよう、福井の伝統工芸である越前和紙や越前漆器の職人技術を使い、ビールの泡のような柔らかな雰囲気になるように設計しています。

▲カウンターの角にはロゴをあしらっていただきました。

TAPROOMはフードホール内に位置しているため、TAPROOMを楽しんだ後は、ビールをテイクアウトして他のお店の料理と味わうのもおすすめです。福井でも人気のお店が揃っていますので、観光目的でもぜひお越しいただきたい場所となっています。

Makuakeで頂いた資金は、新商品の開発や設備投資のために使わせて頂きます。リターンでご提供するのは、現在開発を予定している3種の定番ビールを中心に、TAPROOMで使える回数券や、おうちでTAPROOMの雰囲気が味わえるセット、様々な特典が受けられる会員権など。

また、オリジナルグッズも鋭意作成中です。Tシャツやコースター、チューリップグラスのほか、ビール用の水筒「グラウラー」（画像左上）もオリジナルデザインでご用意しています。

グラウラーは、TAPROOMにお持ちいただければ量り売りも対応させて頂きます。

もちろん、お手元にビールに対応した容器があるなら、お持ち頂ければ同じようにお注ぎいたします。ぜひ、お家や外出先でOUR BREWINGの生ビールを楽しんで下さい。

BLACK TIDE BREWING 丹治 和也さん（営業部長）

北陸の福井県で新たに醸造開始するOUR BREWING。

BLACK TIDE BREWINGで研修した代表の岡田さんは、同じ釜の飯、寝床を共にした仲間です。醸造開始前には積極的に国内、海外の醸造所にも出向いて培った経験・技術をもとに、 オリジナリティ溢れるビールをローカルから発信する心意気は、まさにクラフトビールの真髄だと感じています。東北の宮城県気仙沼市から少し離れていますが、 同志として応援しております!!

CRAFT BEER BASE 谷 和さん（代表取締役社長）

醸造長の中西さんはビールに対して熱心で、CRAFT BEER BASEで1年間ビール三昧で勉強をしていました。その時から「故郷・福井に帰ってビールを造る」ことを目指し、晴れて醸造所のオープ ンまでたどり着きました。 しかしながら、これからが一番大事です。今後、彼のビールは福井の皆様にとっても、観光に来られる方々にとっても楽しみの一つとなるはずです。どうぞ応援の程、宜しくお願い申し上げます。

Ruse Brewing Shaun Kalis (Brewer/ Owner)

We look forward to the opening of Our Brewing! Tomohiro-san has become a friend of ours and we look forward to the success from his team. We hope our Ruse Brewing team can make it to Fukui next year to collaborate on a recipe together. Cheers to the new venture and community around this new and exciting craft brewery!

Thanks & Best,

Shaun Kalis

訳：OUR BREWINGのオープンが楽しみです！朋大さんは私たちの友人であり、そして彼のチームが成功するのを楽しみにしています。来年Ruse Brewingが福井に行き、一緒にレシピを共同開発できることを願っています。新しいベンチャー事業とそのクラフトビール醸造所を取り巻く、刺激的なコミュニティに乾杯！

Level Beer Shane Watterson (Brewer/ Owner)

I met Tomo last summer when he was visiting breweries in the United States. It was a pleasure to have him come work with us at Level Beer in Portland, Oregon. We all enjoyed sharing insights, techniques, and our passion for beer with him. We hope we were able to be educational and inspirational. We worked on a recipe together and I hope I get to try it in Japan someday soon! We at Level Beer wish Tomo and the Our Brewing team lots of luck; may your brewery be a place of creativity, innovation, and community. We hope that you get to make great beer for happy customers for a long, long time. Kanpai!

Shane Watterson

訳：トモとは昨年の夏、彼がアメリカの醸造所を訪れていたときに出会いました。オレゴン州ポートランドのLevel beerで、彼が私たちと一緒に働いてくれたことはとても嬉しかったです。私たちは皆、ビールへの見識や技術、そして情熱を分かち合い楽しみました。とても勉強になり、お互いにインスピレーションを与えることができたと思います。トモさんとは一緒にレシピを考えたので、いつか日本で試してみたいです！私たちLevel beerは、トモとOUR BREWINGチームの幸運を祈っています。またトモの醸造所が、創造性、革新性、そしてコミュニティの場所になることを祈っています。そして私たちは、トモが長い長い間、幸せなお客様のために素晴らしいビールを作ることができることを願っています。カンパイ！